2014年04月21日

緩和ケア診療所の生活と死活

NHKTVで、タレント桜井翔の取材の緩和ケア診療所の報道を見て、改めて人の終活の意義について考えさせられました。


取材は、終末期がん患者の余命宣告をされた日常生活を、どの様にケアすればよいのかを問うものですが、その方の施設でのケアと在宅ケアの例が報道され、その夫々のケアの良さが紹介されて、死と向き合う人々の思いの様相が語りかけられました。


これは、自分の命とこの世と別れとの意識と対面する正に死活の日々であり、又、家族との感情の交錯の日々でもありました。


緩和ケア診療所は、全国で設置されつつあるようですが、末期を迎える施設であるため、その患者を看取るための、自然的な雰囲気や、ゆったりとした個室、医師や看護師などの整備など、又、在宅診療など、必要な診療環境も考慮に入れたものとなるため、余り全国的に進んでいないようです。


費用もかかることであり、個人の心情や事情や、またその地域の施設の有無にもよりますが、治療でこの様な環境で自分の死を迎えることが出来るのは、限られた方と思います。


拝見する処、特別養護老人ホームとの違いは、医療側とそのサービス関係者、家族等の連携で、その人の死期を意識しての、その人に対する心のケアの厚さがある事で、可能な限り安らかに他界できることでした。


病人に限らず、全ての人が例外なく死期を迎える時期がきますが、その間、来世を迎える自分の心構えとゆとりを作り上げてゆく死活が大切であると学びました。





posted by 猪僧老 at 08:58| 東京 🌁| 終活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする