2014年06月26日

長寿の日常で気になる気落ちのこと

定年となり会社社会などから離れ、特に高齢域に成りますと、徐々に人との接触も薄くなり、

家族も含め話し相手も少なくなり、単独的生活で過ごすことが多くなりますが、ここでの要注意に、

「隠れ脳血栓」があります。


昨今の生活で、うつ的お宅型の、一見やる気なし症候群が増大していますが、その中には

高齢者が可也多く見られます。


このタイプには、怠けタイプもありますが、要注意は、「やる気低下病」と言う、病気で

生ずるものがあります。


この「やる気低下病」は、次の症状が出たら要注意です。


口数か減った。

気持ちの抑揚が見られない。

好きな趣味や観賞、普通良くやっていたことをしなくなった。

計画や目標を立てなくなった。

TVなどの観賞をしなくなった。

仕事もしなくなった。

良く横になったり、寝るようになった。


などの状態が略一ヶ月程度長期にわたり継続している場合は、「やる気低下病」の

危険性が増していると考えられます。


この病は、従来から徐々に注目されていたものですが、諸々の臨床実験から、

脳の中心部左右に位置する臓器「線条体」が侵され始めている恐れのあることが

分かってきたのです。


「線条体」に栄養を送っている血管は、動脈からミクロン(1/1000mm)単位の

極細で枝分かれしている「穿通枝」から補給されていますので、この「穿通枝」の詰まりや

劣化が、「やる気低下病」の原因となります。


この「やる気低下病」の軽い症状では、前記の症状が出始めますが、これが進行

しますと、「穿通枝」が詰まり、脳血栓の引き金となりますし、破れますと、

脳溢血や脳出血となります。


故に最近では、「隠れ脳血栓」で、死者も出ていることから要注意の症状となっています。


この症状が出易い人には、50代以上、高血圧<90140mmHg です。


疾病予防方法

「やる気低下病」の起爆剤は、ラストステロンと呼ばれるホルモンですが、

このホルモンが「やる気スイッチ」です。


米国では長い間この研究が続けられ、現在では、「やる気リハビリー」療法が

行われています。


その主な考え方を、プラスビーム思考と言い、簡単な成功体験を積み上げることで、

可也の成果を挙げています。


そのプラスビーム思考の方法には、体をリズミカルに動かす、呼吸を深くする、

力を入れた強いポーズをとる、楽しいことに集中する、などなど、5~5分程度の

トレーニングから継続して行うことで、リハビリーができます。


「隠れ脳血栓」の診察方法

「やる気低下病」と気付いたときに、神経内科などの専門科を尋ね、症状を話して、

MRIでの診断が有効です。


自覚症状が感じ難い症状ですが、前記症状が見られたり気付いた時は、くれぐれも

老化現象とせずに、診察をすることが大切です。





posted by 猪僧老 at 15:54| 東京 ☁| 隠れ脳血栓 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月22日

高齢者の正しい信仰

雨季が過ぎると毎年のことですが、お墓の雑草が気になります。


彼我とお盆の時季は、仏教継承文化のお墓参りが始まります。


私は仏教徒ですが、そのお墓参りは、人との違いがあるからです。


それを極々簡単に申しますと、


お墓参りは、仏教で言えば助行(仕事の副業)にあたるもので、
遺骨の入っている場所をこの時期に清掃するためのものです。

お参りとは回向のことですが、回向とは自分が積んだ功徳を
ご先祖の霊に差し向けて、そのことでご先祖が可能な限り早く、
成仏をさせる手助けをすることを言いますし、そのことが即功徳を
積むことですので、回向をして帰ります。


仏教の回向には、明確な決まりがあり、正しい信仰即ち修行で
なくては、回向をしても、その効力が無いと教えています。


それは、ご本人の勤めなのですが、通常の職業僧でも同じことなのです。

高齢になりますと、死の可能性が近づきますので、時に触れて
お墓やご先祖のことが気になるものです。


高齢で先の短い終活の一つに、正しい仏教によるご回向を行い、
自分とご先祖の成仏をご祈願すべきです。


仏教も諸々の歴史からゆがめられて、現在は宗教的継承文化となり、
葬式を含めて仏教行事は、形式化し形骸化してしまいました。


正しい仏教とは、日蓮聖人が唱える、本化仏教の「法華経」のことです。
形骸化された日蓮宗とは異なります。


現在は情報も豊富に入手できる時代ですので、ご自分でのご確認が
その判断の早道です。


人生の終焉である自分の死を迎えるに当たり、人生に心残りの無い、
信仰が、人生の重大事であり、ご自身の誠の勤めとなるものです。


posted by 猪僧老 at 14:40| 東京 ☔| 葬儀・信仰 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月18日

レスパイト入院は高齢者に問われる最終終活時間

レスパイト入院


ホスピス治療が昨今大きく変わってきました。


病気で死を迎えるとき、一部を除くその殆どの人は、病院で死を孤独で、

迎える事になります。


危篤となる前まで、家族に見守られながら他界出来る人は、幸運と言えます。


一般的には、その患者の方に、医師として打つ手に限界が来た場合は、

その余命をホスピス治療に切り合える事になり、死を見守る器官となります。


ホスピス治療とは、終焉近くの患者の方への短期間の緩和ケア治療ですが、

可能な限り、その方の痛みなど、肉体的苦痛を抑えて、患者の方が安楽な

終焉を得るための見守り型の入院治療です。


しかし昨今の疾病治療の進歩で、その余命の長期化が可能なことも多いこと

から、緩和ケアの、PCUや緩和ケア病棟や家庭などの治療現場を離れて、

精神的休養が取れる環境に移動して、終焉に向かう心の準備に充てる試みが

行われていますが、これが、レスパイト入院です。


リトリートとは、一時的に生活の雑事を離れて、自然の中で心を洗い、人の

生きる意義を考えることを言いますが、この入院も、患者の方へ同様の試みで、

レスパイト入院と言われるものです。


緩和ケア治療から離れたその時間は、本来の自分の生と死の交差する狭間で、

人生の終わりを自分に問い迎える、最終の終活時間となるのです。



posted by 猪僧老 at 14:03| 東京 🌁| レスパイト入院 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月16日

高齢者転倒防止訓練で長生きしよう

高齢者の転倒による骨折事故が多くなっています。

私の父も転倒が原因で他界しました。



この様な転倒は、総じて筋力の衰えから来るものですが、

この転倒を避ける新訓練法が公開されています。



英医学誌に掲載されたスウェーデン医療機関の研究では、

歩いているときに話しかけられて止まる高齢者と、

話しかけても止まらずに話しながら歩く高齢者と比べますと、

その後の6ヶ月の間に、歩くのを止める前者は、

後者の4倍以上の転倒差が出たとしています。



このことは、急に話しかけられた前者は、別の事に注意を

向ける余裕がなく、ちょっとしたことが原因で転倒すること

が分かりました。



その原因は「デュアルタスクの対応能力の低下」にあると言う

ことで、それに対する転倒防止の新訓練は、同時に複数のタスク(課題)

能力を鍛えるものです。



この訓練が家庭で出来るものに、

椅子に座りながら、川にいる魚の名を出来るだけ早く、

5秒の間、足踏みを行いながら答える訓練です。



次は、山にある木の名前や、畑の野菜などを用いて、同様に行います。



外に出ての訓練は危ないので、空き地などを使い2m毎に曲げた処に

印をつけて、それを目標に歩く訓練をします。



この実験では、円滑に歩けない人は、歩ける人の19倍の転倒確率が

あることが分かりました。



なおも訓練を、歩けない人に半年続けたところ、その転倒確率が、

1年間で1/3に減少しました。



又、丈夫な骨を保持するためには、さけ、にしん、さんま、ししゅもや、

乳製品、など、ビタミンD、カルシウムを摂るようにしてください。



posted by 猪僧老 at 19:09| 東京 ☀| 定年ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月06日

高齢者層の所得格差対策

アベノミクスの「財政出動」「金融緩和」「成長戦略」という「3本の矢」が放たれ、
「デフレ脱却」から「富の拡大」につなぐ政策としていますが、現時点の効果では、
円安の進行から株価の上昇へ、そして物価の上昇、所得税のアップなどの段階で、
一般の生活は、かなり苦しみを伴うものとなっています。


他方産業レベルで見れは、輸出産業の好転が予想されますが、この数年、それを
支える中小企業の倒産も多く、産業再編成を待たねばなりません。


故に、底辺の庶民には、かなり長期の忍耐を強いられることでしょう。


さて、この様な国内背景で、消費者の経済格差が広がっていると言われますが、
その再配分所得を統計で大別してみますと、45歳未満(458万)と65歳以上(467万)
の層の500万以下と、45歳以上64歳未満(601万)の層の500万以上が見られます。
※()は、その層の再配分所得の平均です。


この2分された層のその平均格差は、140万程度です。


この数値から見える事は、その世帯の扶養数の多さより、世帯当たりの格差は、
極端な変わりはないように思えます。


しかし、同年齢層から見た格差は、この20年拡大しており、生活れペレの低下
となっていますし、高齢者の年金や税の再配分の今後の低下が、今後の社会で、
働けるものと働けないもの、世帯の疾病度合い、生活物価環境などを考えるとき、
今後も徐々に悪化すると考えられます。


そして、今後の経済格差の二極化は、ネット強者市民とネット弱者市民で分かれ、
この両者の格差が、社会を動かす要因となりますので、その意味では、現在30歳
以下の層が経済的強者となり、高齢層は、それとの格差が拡大することになります。


この様なことから、ネット弱者の高齢層の収入拡大を模索する必要がありますが、
その収入を投資に回す知恵を備えるのがこれからの格差社会に対する対策と
なりましょう。


posted by 猪僧老 at 12:49| 東京 ☁| 定年ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする