2011年12月28日

戦後教育のタブーと日本再興教育

敗戦後の教育は、民族主義から米国の個人主義思想を背景にした教育に変換された。

軍国主義の排除が大前提の教育政策で、戦前教育の魂や倫理の人間教育を避けた、
学校教育と職を対象とした問題解決のマニアル型手法の職場教育で、合理と効率向上の
教育形態が主流となった。

従って、戦前の倫理観や天皇の歴史的尊厳観、そして、日の丸の掲揚までも否定された
教育となり、戦前の武士の思想と軍国主義への日本魂洗脳教育が、これらの教育は、
戦後の核家族化とも相俟って、家庭内から離れ、日本の高度成長化促進の方向に変化して、
学校の教科と職場のマニアル教育に分化して組み込まれ、教育職業化に移行することとなった。

故に、従来の親の知識や教養は化石化されて、子供の家庭での養育は軽視され、保護教育に
姿を変えるなどで、学校や社会との連携を失い、現在の教育曼荼羅社会が顕在化する。

サラリーマン化社会で家から職場が離れ、親の背中を見て育つ時代は終結し、親の養育意識も
薄くなり、教育は学校と職場任せの時代が到来して、教育の柱と言える、戦前の伝統的宗教や
親を敬うなどの倫理的精神教育の場が、ぽっかりと抜けた時代となったのです。

以前は、家庭の柱が父親であり、その経験や人格が尊重されて家庭の秩序も保たれたのですが、
今や 自由を御旗に、ご都合主義的個人主義思想と、加えて、効率合理主義の物的金権思想に
洗脳された社会が到来する時代となり、人の絆の薄い砂漠社会が顕在することとなりました。

何故今の日本は、宗教や心等の倫理教育を避け、そして又極めて重要な、家庭での幼児養育が
軽視されるのであろうか。

教育界も政治世界も、倫理や宗教論をタブーした金権社会悪を容認する価値観を改め、
物心バランスを旨とする、人格者、見識者の指導者が尊重される価値観を醸成して、
人間社会復活の新社会教育政策を導入し、新しい価値のにほお復興教育を興すべきで時では
ないでしょうか。


posted by 猪僧老 at 19:38| 人間教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする