2012年01月23日

幸せ世界一の国ブータン・ラディ村

先日、ブータン国の国王ジグミ・ケサル・ナムギャル・ワンチュク陛下と同王妃陛下が来日し、福島の被災地を慰問をされましたが、其の時の小学生に、国旗逞しく上昇する姿、龍の話をされた時の質問に、「陛下は龍を見た事がありますか?」と聞かれ、れて、国王は「見た事がある」と応えられました。

小学生の驚きに「龍は人々の心の中に見ることができる」そして「強く育てることができる」と応えられました。如何にも仏教国のお答えだと感じ、その素朴で温かい人柄が、パネルを通して伝わってきました。

ブータン国について、知らない方も多いと思いますが、インドと中国の国境に挟まれ、チベット国の東の高地に位置する九州程度の国で、チベット仏教を国是とする、国民70万人の国王信任制の国です。

最近のTVドキュメンタリーで、ブータンを尋ねた東大教授月尾嘉男氏が、首都ティンプーより、車で3時間の山道を登り、放牧と棚田農業で生活するラディ村と呼ぶ寒村を訪ねて、其の幸せ度を感得する放映がありました。

ブータン国は、未だ大家族生活文化が色濃く残り、近代機械文明もそこそこの国で、それでも国民の意識調査では、「幸せ度」世界一の国と言われています。

その中で、ラデイ村は、主婦が家長の村で、その幸せ生活を支える基本は、仏教の教えをの「足るを知る生活」を堅守していることにあると言います。

家長である自分が、毎日の礼拝で家族の安泰を祈り、自分の存在を自然や、周りの人々を大切にして、共に助け合い尊重し合って暮らす生活に、幸せがあると言います。

質素な生活でありながら、貧乏意識も無く、朝から晩まで良く働き、そして織物で稼ぎ、少しでも余ったお金は貯蓄し、先祖の法要に当てる事が喜びとですと言っていた、その主婦の笑顔が忘れられません。
posted by 猪僧老 at 13:51| 仏教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする