2012年06月18日

幸福度調査は何を語るか

2005年の国際比較の幸福度では、1位はニュージランドで、日本は24位です。 中国を除きますと、先進国の自由圏では最下位となっています。 オランダのエラスムス大学の調査では、デンマークが最も幸せな国となっており、 マルタ共和国、スイス、アイスランド、カナダと続います。 女性は人生の満足度が最低になる年齢は37才、男性は42才であるとするデータも 出ています。 北欧諸国の特徴の所得格差が少ない国の方が、そして地方分権が進んだ質の高い 民主主義も、幸福度を押し上げる要因となっています。 又、ハーバード大学の40年に及ぶ研究データからは、抱擁などのスキンシップの 環境で育て上げられた子供が幸せになる確率が高くなっています。 一人の生活より、長続きする恋人や友達を持つ生活が、より幸せであるデータもあります。 この様に、諸々の幸せ色がありますが、しかし、これらに大きく関与すると 考えられるものに、「時間とお金」の自由度の多寡があると思います。 幸せの基盤は「時間とお金」が自分で自由に使えることではないでしょうか。 プリンストン大学の調査で、年収630万円までは、幸せ感に比例するが、 それ以上の額のそれは、年収630万円と変わらないデータとなり、必ずしも 幸福感が増加しないことが分かりました。 何故このようなデータが出ているのでしょうか。 わたしの考えでは、この枠を過ぎると人の社会生活での時間とお金活用の自由度が 低下するためと考えられます。 人が社会の物的環境で生活する時間とお金は、その程度あれば、心身の活動に バランスした社会の営みに順応して、充実した身の丈生活を実感できる最良の物的環境であると考えるのです。 さて、現状で高齢者層が総じてこれらの収入が保証されるとすれば、貴方は幸せをどの様に感じるでしょうか。
posted by 猪僧老 at 14:29| 人生ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする