2014年06月18日

レスパイト入院は高齢者に問われる最終終活時間

レスパイト入院


ホスピス治療が昨今大きく変わってきました。


病気で死を迎えるとき、一部を除くその殆どの人は、病院で死を孤独で、

迎える事になります。


危篤となる前まで、家族に見守られながら他界出来る人は、幸運と言えます。


一般的には、その患者の方に、医師として打つ手に限界が来た場合は、

その余命をホスピス治療に切り合える事になり、死を見守る器官となります。


ホスピス治療とは、終焉近くの患者の方への短期間の緩和ケア治療ですが、

可能な限り、その方の痛みなど、肉体的苦痛を抑えて、患者の方が安楽な

終焉を得るための見守り型の入院治療です。


しかし昨今の疾病治療の進歩で、その余命の長期化が可能なことも多いこと

から、緩和ケアの、PCUや緩和ケア病棟や家庭などの治療現場を離れて、

精神的休養が取れる環境に移動して、終焉に向かう心の準備に充てる試みが

行われていますが、これが、レスパイト入院です。


リトリートとは、一時的に生活の雑事を離れて、自然の中で心を洗い、人の

生きる意義を考えることを言いますが、この入院も、患者の方へ同様の試みで、

レスパイト入院と言われるものです。


緩和ケア治療から離れたその時間は、本来の自分の生と死の交差する狭間で、

人生の終わりを自分に問い迎える、最終の終活時間となるのです。



posted by 猪僧老 at 14:03| 東京 🌁| レスパイト入院 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする