2014年08月17日

お盆のお参りはご先祖の回向にあります。

お盆の時季、今日17日は、夏の高温や台風などが通り過ぎた日となり、早速お墓へ向かう。

私は、毎年お墓参りは、この時期まで生えたお墓周りの雑草の掃除に行きます。



墓地の人は、散見するほどで賑わいがないが、今年は、珍しいことがありました。



これまで毎年三回の墓掃除をして来ましたが、これまで一度もお見受けしていない、

対面に墓を持つご夫婦が参詣に来たのです。



その方のお墓の綺麗で、既に掃除は前日に終わったと言います。



今日はお花を持ってのお参りと言うことでしたが、お線香を忘れていました。

そのまま帰ろうとしましたので、呼び止めて、お線香を差し上げました。



お線香に火を灯し、お礼のみで帰られましたが、少し、人のお役に立つたことが嬉しい日でした。



雨上がりで、雑草も昨年よりは手間が少なく、1時間ほどで終わり、お経をし、帰路につきまし

たが、毎年感ずることですが、御彼岸とお盆のお墓参りは、一般では、お墓を奇麗にして

ご先祖の霊にご挨拶をするのが「習わし」となっています。



本来は「習わし」ではなく、ご先祖を回向して供養する日なのですが、現在の檀家は、お寺又は家で、

僧侶を呼んで、お金を払って、住職任せ、他人僧任せの委託供養となってしまいました。



なお、この様な霊園でのお墓参りは、伝統的仏教文化の継承で、仏教の供養とはならないのです。


毎年の事ですが、善男善女のこれら真摯の行為に頭が下がりますが、しかし、折角のお墓参りも、

供養のお参りとならないことを思うと、本当にやるせない思いに駆られます。



仏教は、本人が成仏し、先祖を成仏させる教えなのですが、現在のお寺僧は、殆どが生活のための

職業で、真の本化仏教で、人々の成仏を説く僧がいないことは、本当に悲しいことです。



ご回向とは、自分が積んだ功徳を、ご先祖に回し向け、成仏を願う行為を言うのです。






posted by 猪僧老 at 19:22| 東京 ☁| お墓参り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする