2015年08月16日

「平和」を望む資格

8月に入ると恒例の「原爆の日」や「終戦記念日」など、戦争の惨事を思い起こす行事が
広島や長崎で行われますが、この日は、「二度と戦争を起こしてはならない」とする戦争
犠牲者300万人と、その原爆被害者約20万人の声を繋いで行くものとなっています。

日本国憲法はこの理念をうたったもので、国民の「平和」への拠り所となってきましたが、
政府は理念だけでは、現実的な戦争や国際紛争を避ける事が出来ないとして、憲法改正
や、集団的自衛権容認の政策を打ち出し、「戦争をしない」から「戦争を回避する」方策に変更
しました。

「戦争を避ける」政策には、万一には「戦争をする」が含まれており、この懸念が国民を
二分する論議となっています。

この論議は、「戦争をしない」は一貫した強い信念が必要であり、「戦争を回避する」は、
信念を曲げた、戦争への道を開く防衛手段で、この間には、今後の外交政策にも可也の
差異が生じます。

即ち、日本は戦争はしない国から、他の国同様戦争もする国に変化したことです。

戦争を起こすには理屈も手段も不必要で、その正邪もありません。
戦争の正義は勝つことしかなく、それしか国の生存もありません。

一度、戦争や紛争が勃発すれば、国民の命も生活も容赦なく犠牲となります。

人類の出現以来、人類には「平和」は「武力の覇権」であり、金権主義が社会をまかり通る
と同じことです。

日本は、高い平和の理念を世界に掲げて、その国民の一貫した行動で世界の信頼を集め、
世界を味方とするムーブメントを創り上げる活動が最も重要な平和戦略とならなければ
ならないのです。

若い世代が、その様なムーブメントを起こして、戦後の70年の米国依存の安寧から、国際的
平和のリーダ格となる努力を重ねて、平和推進外交を質的に変えて、誇りある日本の一貫した
世界平和推進外交を実現して欲しいと切望する日々です。



posted by 猪僧老 at 17:01| 東京 ☀| 人生ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする