長く生きていると多くの経験をすることは当然のことであるが、
先を数える身となり、改めて感じる事は、それらの後始末が、
今に効いてくると言うことです。
私の終活は、その為に結構大変なものとなっている。
事の大小はあるものの、夫婦のこと、子供の結婚後の問題、
借金のこと、介護のこと、身体のこと、そして、今後の生活の
事などが山積し、力の無くなった年寄りには、いささか堪える
問題です。
お金で解決する問題も半分はあるが、その他は、交際や
長年個々に蓄積された考え方のことなりも大きい。
就活は、これらが凝縮された生活となるので、体力、資力、
知力が衰えた処理と対応となるので、解決が遅くなり、
生活の焦りとなっている。
歳を取ると、時間が早いとはこのことであろう。
他に悠々自適の人々を見る時、未だに減衰しない自分の
過去の波動が、その残像として蘇り、新たに余命の必要性を
感じている。