2011年05月20日

ギリシャ神話と信仰

後期高齢の年齢で、仕事もなく家でブラブラの粗大ごみと見られがちですが、病弱な妻と同居していると、何かと多忙な毎日で、自分の纏った時間を取ることに、頭と速さが必要。

空いた時間を使い、ギリシャ神話上下巻を2度読んでみました。

神話の面白さもありますが、日本の神や仏との関係にも興味があり、ギリシャやローマの神を、その観点から察しますと、宗教の観点より、世代の人が創り上げて来たお伽噺と言えるものです。

その中に、小人の国に巨人神が訪れて小人を土産に持ち帰った話などは、ガリバー旅行記を、結婚してはいけないと神の信託を受けた王の娘美少女が、後に神の皇子と結婚し、その美しさからトロイ戦争を引き起こす運命となるなど、神話と歴史の空間の話が多くあります。

ギリシャの神の出現の由来は、人間が、大自然の諸々の脅威を神の神通力として恐れ、この現象毎の神を創って、崇めてきたものと言えます。

このことは、他の地域の世界の神とあまり変わりがない様です。

多分に、日本の神話、天照大神と素戔嗚尊(すさのうの尊)の生誕に似たところもあります。
日本の神は、日本書紀などにあります、神聖な流れを創ってきているようですが、
ギリシャ神話の内容は、歴代の人の王の短編の物語でもあるようにも思います。

今これらの話を振り返りますと、今から3000年程度前の話とも感じますので、仏教で説かれている久遠の世界とは程遠い話で、西洋の宗教とアジアの宗教の原点は、可なり異なるように感じます。

それにしましても、この神話は、楽しいロマン的な世界と、一夫多妻の世界のばかばかしいくらいの人間性を持った神々が存在して、あまり深みのない単調な物語となっています。

日本の浸透は天皇系の歴史で、仏教は真理の哲学と言えるのではないでしょうか。

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2011年05月07日

ギリシャ神話の神々

ギリシャの神を神話で見ますと、天地創造の初めはカオス(固体でも液体でも無い、形の無い塊)があり、

このカオスより創り出された、ガイア(地)、エレポス(暗黒)、エロス(愛)の、三大源素から創造された神の国々の、それら3大源素から生じる根源の3力が、3巨人神族に分散して与えられ、

その巨人神族の中で覇者となった、クロノス、イケアノス、ピュペリオンの神が三大神となっておりますが、その力と領分を、クロノスからゼウスは領土の地を、イケアノスからゼウスの弟、ポセイドンが海を、ハデスが死者の国(地底)を分ち、ピュペリオンからアポロンに光の領地を引継いだとされれたと言われます。

その領地の一つで、地上で雲の門を持ち、四季の女神が守る最高峰オリュンポス山の頂上に、全ての神々の集合するゼウスの神殿を建て、その山をすべての神々の住まいとして共有することにしました。

他の巨人神族の子孫たちも同様に別の種々の神力を所持しておりますが、日本ではちょっと聞かない、川の神、音楽の神、野と羊飼いの神、植物を育てる神、着物を織る神、酒の神、宴の神、お産の神、地上の目印の神、家族の幸せを守る神、子孫を守る神、生を授ける神、等々生活を司る諸々の神が存在しており、其れらが主の神を持ち、その僕となって働いています。

この話は、仏教の大曼荼羅の世界を想像させます。

神の世界もまるで人間と同様の生活をしていたようです。
(人間は神に似せて作られたとありますから当然かもしれませんが)
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2011年05月05日

ギリシャ神話のゼウスと人間

ギリシャ神話に出てくる神に仕えるの僕(しもべ)には、人間や動物などの生物、そして天空を走る馬車や車、金や銀など全てを自在に作り出す技師(しもべ)もいて、神に必要とするものを創り出すとことや、

また、ゼウスは雷と風を操り火と水を作るなどの、生物の根源に関わる絶大な力を持って存在していたので、他の神々の要求で、神の邪魔をする神や、土で作った人間も、自分の身内も、そして生物のみならず、陸までも滅ぼす神の主として君臨しています。

神話の一つに、ゼウスは雷と風で大豪雨を起こし、地球上の全ての生物をその洪水で全滅させたとあり、ノアの箱舟に似た話が出て来ます。

この話の中に、プロメテウス(巨人族)の子孫のデウカリオンとその妻ピュラのみが、神々が集まるパルナッソス山に生き残り、そこから生き延びて、石を投げて人を創った話があります。

ギリシャ神話は、真実のようで真実ではない矛盾が沢山あり、年寄りの頭の訓練には良いように思います。

posted by 猪僧老 at 15:58| Comment(0) | ギリシャ神話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月28日

ギリシャ神話と西洋の宗教

年を取って他界が近ずいて来ますと、身体に隠れていて眠っていた宗教心が目を覚ましてきます。
西洋の宗教と仏教との関心から、最近、西洋の宗教の原点に、神話があるのではないかと、ギリシャ神話を読んでいますが、神話に出てくる神の話は、たわいのないものの、実に面白く、日本の昔話の、伊奘諾尊(いざなきのみこと)伊奘冉尊(いざなみのみこと)などの、おとぎはなしのような面白い話が沢山あります。
しかしこのような話が、神の原点となり数万年もの永い単位で錬られ、修正整理されて教えとして、現在のイスラムやキリスト教が生まれたのではと考えています。

西洋の神の神々の王ゼウスなどは神話として現在もその実態を留めています。

国内でも海外でも、人の神を求め心と、神を崇める信仰の生態は、全く変わらないようで、その信仰は、長い戦い間の戦乱にゆすぶられながら、その時の征服者による生滅の歴史で、その地に生き残った神々が今、人々の信仰を集めていると言えましよう。

ギリシャ神話には、短編的に実に面白い話が幾つも続いています。
posted by 猪僧老 at 20:37| Comment(0) | ギリシャ神話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする